キャリア

転職活動は2024年まで延期して、今年はマイペースに勉強していきたい

オーストラリアからポーランドに来て以降、私は1~2年おきに転職をしてきました(といってもたったの2回ですが)。収入を上げたいなら昇進するまで頑張るよりも転職した方が手っ取り早いし、働く環境を変えれば新しい技術の習得を(ほぼ必ず)強いられるので技術力の向上にも繋がるからです。

さて、プラハに引っ越して今の会社に勤めだしてから3か月後、私はこのブログでこんなことを書きました。

1年後もプラハに住み続けるかどうかはまだ未定です。(中略)でも、今の職場はきっと1年で去るでしょう

 

チェコに移住して1ヶ月経ったが、ここに来たのを後悔しはじめてきている…海外移住4か国目・チェコでの生活が始まって1ヶ月ちょっと経過しました。 ここに来る1週間ぐらい前までは渡航が待ち遠しくてしかたなかったんですが、移住して1週間も経たない内に期待通りじゃなかったことがあまりにも多くて「エストニアで転職先を見つけてればよかったのでは?」みたいなことをここ最近ほぼ毎日考えています。 理由は…...

 

この話を書いた時は2023年に転職活動をするつもりでいました…が、今の時点で転職活動について考えてみると、本格的な転職活動は2024年まで延期して今年はそのための準備に充てた方がいいんじゃないかという気がしてきました。

応募するつもりだった企業が採用を凍結し始めた

転職活動を来年まで延期する理由の一つは前回書いた通り今年はお金と仕事しか考えない生活を見直したいからです。折角ワークライフバランスを求めて海外へ出たんだから、今年は仕事以外の生活の面で何か有意義なことを見つけたいのです。だから全力で転職活動をするのは来年以降でいいかなぁと。そしてもう一つの理由が昨今の大手IT企業による採用凍結です。

ビジネス界のスーパースターことイーロン・マスクが去年Twitterを買収した後に大規模なリストラを行ったことは皆さんもご存じかと思います。その後、まるで足並みを揃えるかのようにMeta, Amazon, NetlixといったいわゆるBig techと呼ばれる企業も社員の大量解雇+採用の凍結を始めました。

こちらの動画によれば、2020年に起きたパンデミックの影響で多くのネットユーザーがそれまでよりもネット上で時間を使うようになり、結果多くのIT企業がパンデミック直後に利益を伸ばし始めたんだそうです。「この好況は今後も続くだろう」とトップIT企業の偉い方々は予測してこれまでにないペースで新しい社員を採用し始めました。が、彼らの期待とは裏腹にこのバブルは続きませんでした。2022年になってから人々が気軽に外出できるようになったからです。Netflixに至っては2022年になって初めて利用者の減少を経験したんだとか。結果、大手IT企業は余剰人員のリストラだけでなく採用活動の取り止めをせざる得ない状態になったのです。

Big techへの応募経験

これまで話したことなかったと思うんですが、自分も次に転職するならAmazonみたいなトップIT企業に応募する予定するつもりだったんです。賃金高いし凄い人達と切磋琢磨できそうだから、いつか技術者としてああいった企業に入り込んでみたいなぁと。特にAmazonとMicrosoftの2社は私の技術スタックに合う求人をよく出しており、それに加えて住んでみたい(あるいは自分が今住んでいる)街にオフィスを構えているので、この2社は次回の転職先の第1希望・第2希望だったんです。

私はプラハにあるMicrosoftのエンジニア職に応募したことがあります。去年の転職活動時の事です。応募してから人事の方と電話で面接する機会があったんですが、それからしばらく何の音沙汰もありませんでした。「こりゃ不採用だ」と勝手に結論付けたのですが…なんと1ヶ月以上経った後にその人事から「技術面接をしましょう。都合のいい日時を教えてください」というメールを貰ったんです。しかしこの時点ではもう自分は今の勤め先と転職条件で合意してしまっていました。もし今の勤め先を選んでなかったら、俺はもしかしたら今頃…。

AmazonからもLinkedInでエンジニア職の面接のお誘いを受けたことがあります。同じく去年の話です(ただしそのリクルーターはAmazonではなく「AWSのリクルーター」と名乗っていたので、Amazonではなく例のクラウドサービスを提供している子会社の方なのかもしれませんが)。勤務地はベルリン、ダブリン、マドリード等と様々で、「興味があることろに応募してください」とのことでした。が、Microsoftの時と同様にタイミングが悪くて面接を受けられませんでした。

去年はMicrosoftにもAmazonにも縁はなかったんですけど、あのくらい知名度のある企業と最低でも面接をしてもらえるチャンスがあるということを知った時は少し励みになりました。だから、転職活動を始めるのは少なくともAmazonが採用活動を再開してからにしたいんですよね(ちなみにMicrosoftは今でもヨーロッパ中で求人をいます)。

2024年の転職活動に備えてすること

冒頭にリンクを載せた記事にも書いた通り、当面はAWSを使った開発を覚えることに集中します。

AWSを使ったことのある人ならご存じだと思いますが、AWSって数多くのサービスを提供してるんですよね。LinkedInを見てると「AWSを使った開発経験のあるエンジニア募集」みたいな求人をちょくちょく見かけますが、そういう求人を見るたびに「一体どのサービスのことを言ってるんだろう」と疑問に思ってしまいます。

AWS(…の主なサービス)

 

これら全部を覚えようとするのは効率悪いですし必要もないでしょう。とりあえず私は…

  • 今の職場で使ってるサービスでウェブのバックエンド開発ができるようになる
  • CI/CDのセットアップができるようになる

この2つを短期的な目標にします。そしてAWSの習得が一段落したら、

  • ポートフォリオを作り直す
  • JavaScript/TypeScript/Nodeについて技術面接でどんな質問が出るかネットで予習する
  • Leetcodeを解きまくってコーディング試験に備える

この位なら1年あればできるでしょう。

自分の今の技術スタックは…

  • TypeScript/JavaScript
  • React
  • Node
  • AWS
  • Postgres(自分のプロジェクトでアプリを作ってる時だけ。職場では使ってない)

こんな感じです。今と同様、次回の転職活動ではこれらの技術と関連したバックエンド寄りのフルスタック開発者の求人に応募していくつもりです。

以上、次回の転職活動の準備についての話でした。次はどこの国(街)に住むか、賃金はどのくらい上げたいかについても書こうかと思ったんですが、そこまで書こうとすると区切りが悪くなりそうなので今日はこの辺にしておきます。

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