お金・投資

オーストラリア出国後に豪ドルをどう送金・運用すべきか

「オーストラリアでの生活が(ビザが切れる等といった理由で)もうすぐ終るんだけど、いままで現地で稼いだ豪ドルをどうしようか?」

そういった疑問を持っている人に向けて、この記事では私がこれまで調べてきたことをお話しします。

要約するとこんな感じ。

  1. 豪ドルを豪ドルのままにしておきたいなら、Citibank Australiaで口座を作ろう
  2. ただし、オーストラリアから出てしまった時点で、永住権を持っていない人がオーストラリア国外から豪ドルで株式投資/投資信託をするのはおそらく不可能
  3. どうしても豪ドルのままで運用するなら定期預金
  4. 両替したくなったらTransferwiseを使ってこれから必要な時に両替しよう

オーストラリア出国後も豪ドルを保持したいならCitibank Australiaで口座を開こう

以下の記事で、私はオーストラリア国内でのオススメな銀行を紹介しました。

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オーストラリア出国前に再確認したのですが、これらの銀行の中で、Citibank Australiaだけがオーストラリア国内に住所を持たなくても口座を維持できる唯一のネット銀行でした

ネット銀行ではない普通の銀行の中にもオーストラリア国外からお金の管理をさせてくれる銀行は存在します。しかし、利息がどこも(Citibankのそれと比べると)ずっと低かったです。上記の記事の繰り返しになりますが、CitibankのOnline Saverなら始めの3ヶ月は3.05%、それ以降は毎月1.7%の利息がつきます。

もちろん、他のメジャーなオーストラリアの銀行と同様、ブラウザ上あるいはスマホのアプリで入出金の管理ができます。

話は若干それますが、Citiには以下のようなメリットも存在します。

  • Citibank AustraliaはCiti Global Currency Accountという口座を提供しており、この口座を開くことで複数の通貨の口座を手数料無料で保持することができる(私はこのGlobal Currency Accountを普段の引き落とし口座として使っています)
  • CitiのATMは世界中に存在し、Citiのデビットカードを使ってCitiのATMで現金を引き落とす際は手数料がかからない

なので、今すぐオーストラリアから出て行かなくとも、単純に海外旅行が好きな人にとってもCitibank Australiaの口座はオススメできます。

あえてCitiのデメリットを挙げるなら、

  • スマホアプリの起動に少し時間がかかる(ANZのアプリと比較した場合)
  • ブラウザのアプリで自分の口座間の送金等をする際にわざわざスマホを開いてトークンを出さなければならない(ブラウザを開かなくても、スマホだけでも送金は可能ですけどね)

…といった点でしょうか。

オーストラリアの非永住者保持者が、オーストラリア国外から豪ドルで投資をするのは不可能?

長い間、私は資産運用に興味がありました。(理由は記事の趣旨と無関係なので割愛)そこで、オーストラリア出国が決まってから投資の本を読み漁り、投資を基礎から勉強し始めました。しばらく勉強した後に私が立てた目的はこれ。

「豪ドルを豪ドルのままにして、インデックス投資かETFで運用する」

なぜ豪ドルのまま運用したかったか?理由は…

  • オーストラリアは豊かでしかもまだ経済的に成長している、それに政治的にも安定しているから今後豪ドルが暴落するなんて考えられない
  • 両替にはどうしても料金がかかるから、できればしたくない

(注:現在、通貨の両替をかなり良い手数料でやってくれるTransferWiseという会社が存在します。この記事の後半でまたお話しします。)

そんなわけで、オーストラリアの(経済的な)未来を信じて、豪ドルを両替せずに豪ドルのまま運用して、増やした資産は老後のためにでも取っておくつもりでした。

が、残念なことにオーストラリアに住所を持っていない人間に株や投資商品を提供してくれる証券会社は存在しないみたいです

私が問い合わせた会社は以下の通り。

  • CommSec
  • CMC Markets
  • IG Group
  • Nabtrade
  • BellDirect
  • ANZ
  • SelfWealth

(これらの会社は有名比較サイトFinder.com.auを通じて見つけました)

しかし、「私はこれからオーストラリア国外に住む予定なのですが、そちらで口座を開いて投資をすることはできますか」と尋ねたところ、どこの企業からも

To open an account with us, you need to be a permanent resident of Australia and you have to be residing locally as we cannot register a foreign address. 

とか

We can only support clients who are Australian residents for tax purposes with an Australian address.

といった回答しか帰ってきませんでした。つまり、オーストラリアに税金を納めながら住んでいる人でしか、上記の会社の口座は作れなかったのです。「オーストラリアでの投資についてあんなに勉強したのに…」と落胆したのは言うまでもありません。

その後、アメリカの大手証券会社でInteractive Brokersという国際的な証券会社を発見しました。

日本とオーストラリアを含む様々な国に法人を持つ会社だと聞き、「ここなら豪ドルを豪ドルのまま投資できるかも」と思って調べてみたのですが、どうやら税金を納めている国として設定した国の通貨でしか取引できないみたいでした。

どこの国で税金を納めているのかをここで申告

株式投資/投資信託をするには、豪ドルはこれから住む国の通貨に替えるしかない

そんな訳で、オーストラリア国内/国外のメジャーな証券会社に問い合わせまくってみたものの、オーストラリアに住んでいない人間が豪ドルを豪ドルのまま運用するにはどうやら定期預金が唯一の選択肢のようです。

(ちなみにCitiには定期預金があります。最低預金額は1万ドルから。)

どうしても株式投資や投資信託といった方法で運用するなら、これから使う通貨に両替して運用するしかなさそうです。

そして両替をするには、以下で説明するTransferWiseを利用することをお勧めします。

豪ドルが高くなったら、TransferWiseで両替しよう

TransferWiseは通貨をオンライン上で両替/送金するためのサービスです。過去の記事でも説明したことはあるのですが、初めてこのブログをご覧いただいている方へもう一度説明すると、使い方は…

  • 会員登録(無料)をする
  • 両替したい通貨の口座を持つ
  • インターネット上で送金する

これだけです。このサービスの売りは送金費用の安さそして送金の速さです。もっとこのサービスについて知りたい方は以下の動画を見てみましょう。(1分ちょっとで終わります)

まとめ

  1. 今すぐ豪ドルを別の通貨に替えたくない人はCitiで口座を作っておきましょう
  2. 永住権を持っていない方は、残念ながらオーストラリアの外から豪ドルで株式投資/投資信託をするのは無理みたいです
  3. どうしても豪ドルのままで運用するなら定期預金
  4. 両替にはTransferWiseを使いましょう

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