キャリア

英語・プログラミング・ITの学位があれば、色んな国で働ける

『英語とプログラミングを覚え、ITに関連した分野の学位があれば、エリート人材でなくても色々な国の会社からビザ付きで雇ってもらえますよ。』

今日の記事を一言で要約すると、そんな感じです。

なぜそんな話をするのか

オーストラリアで働けるようになるまでに経験したことをシェアしようと思い、私はこのブログを始めました。そして、このブログの運営を通じて、世代に関係なく、海外移住・就職に興味がある人が増えてきていると知ったからです。

ある人は日本の労働文化に不満を持ち、ある人は年金や自然災害に不安を感じ、ある人は単純に外国へ行くのが好きで…といった具合に。

子供の頃、海外で働くということは一部のエリート語学のエキスパートに限定された選択肢だと思っていました。私は技術者としては全然1流なんかじゃないですし、英語も完璧とは程遠いです(大多数の日本人からすれば、英語は得意な方だと信じていますが)。それでも、英語・プログラミングの腕・ITに関連した学位の3つがあれば、私みたいな凡人でも色々な国で働けるようになります

何を根拠にそう断言できるのか

これら3つを持っている人間を探している求人をたくさん見てきたから、そしてこれら3つのおかげで海外で現地就職できた人間を見てきたからです。

まず、英語は非英語圏でも社内公用語として取り入れている企業が多く存在します。実際、StackoverflowやLinkedInでそういう企業はたくさんみつかるし、私がこれから行く職場(ポーランドにあります)もそういった企業の一つです。

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次に、プログラミング…というかソフトウェア開発はさまざまな国で人材不足な分野です。オーストラリアではソフトウェアエンジニアが長年不足しているからビザも比較的でやすく、未経験者でも現地就職できる(というかできた)というお話はこのブログで何度かしてきました。また、StackoverflowやLinkedInにて、EU圏内からの企業によるビザスポンサー付きの求人がたくさんお目にかかれることから、EU圏内においても人材が不足していることがわかります。

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最後に学位(大学・大学院卒の肩書)ですが、これはビザスポンサー付きのソフトウェア技術者の求人に必須だと書かれていることがあります。日本だと「学歴不問・未経験者歓迎」みたいな求人を多く見ますが、オーストラリアにいた時やヨーロッパで転職先を探していた時にそんなのは一度もお目にかかりませんでした。また、国によっては、学位があるとビザの申請に有利になることもあります。

さてここで一つ付け加えていことがあります。それは有名大学を卒業する必要は無いということです。極端な話、定員割れしているような大学だって、学部を間違ってなければ入っていいと思います。

なぜ大学名よりも学部が大事かって?それは(よほど日本に詳しい人や大学世界ランキングを見るのが好きな人以外で)外国人は日本の大学の名前なんて知りませんから。日本の大学の偏差値なんておそらく99%以上の外国人は知らないでしょう。GMARCHとか日東駒専といった単語を理解できる外国人は果たして世の中にどれだけいるでしょうか?

その一方、学部選びは重要です。上述の通り、IT技術者の求人はITやコンピューターサイエンスに関連した学位の有無で足切をしているものが存在します。「このポジションに応募するにはBachelor’s degree in Computer Science or related fieldが最低でも必要です」、といった具合に。

学位の有無で足切をしていない求人も存在します…が、応募できる求人の数を増やすために、私は学位はあった方がいいと考えています。

(日本で「ITエンジニア募集、学歴不問」と謳っている求人に応募し、国内で職歴を積みながら英語を勉強し、それから海外の求人に応募するという手もありかもしれません。でも私はそういった戦略を取って成功した人にまだ会ったことがないので、私の口からそういった選択肢は勧められません。)

自分は文系の学部出身なんだけど、どうすればいいの?

国内・国外問わず、ITかコンピュータサイエンスの学位を取る事をお勧めします。

このブログで何度かお話ししましたが、ITやCS未経験でもいきなりITの修士課程に入れる大学は海外に存在します。

私の場合は、オーストラリアにある大学院で修士から専攻をITに変えました。

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でも…私は海外で働くことを目的としている人にとって、オーストラリアの大学院が常に最良の選択肢だとは思いません。高すぎるからです。

  • 「海外で働くことに興味があるけど、具体的にどこの国へ行くかは決めていない」
  • 「大学院レベルでITやコンピューターの勉強ができるならどこの国でもいい」

もしあなたがそういう風にお考えなら、英語で講義が受けれてなおかつ学費が激安な修士課程が存在する国(ドイツ等)をお勧めします。

以下の記事に詳細を書きました。

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英語・プログラミング・IT(あるいはCS)の学位の3点セットのおかげで、好きな国で就職できた例

まず、私の前の職場にいた中国人は、(失礼ですけど)大して英語が上手ではありませんでした。しかし、プログラミングの実力のおかげで彼はオーストラリアで現地就職ができましたし、学歴と職歴のおかげで永住権もとれました。

次に、私の学生時代の級友の台湾人も、それほど英語が上手ではなかったですけど、母国でiOS開発者をやっていたことで身につけた実力及び経歴が評価されて、オーストラリアのメジャーな銀行で開発者の仕事を手に入れました。その後、彼女はその銀行からビザのサポートをしてもらい、あと1年経ったら永住権を申請するのだそうです。

最後の例は私です。自慢気ですいません。さっきもお話ししたとおり、(上の二人と違って)私は技術者としては2流ですし、経験もそれほど豊富ではありません(今年で4年目)。しかし、ITの学位があってIELTSで7点以上とれるくらい英語ができます。英語・プログラミングの経歴・そして学位を評価していただき、オーストラリアとポーランドの2カ国でビザのスポンサーを見つけられました。

(IELTSのスコアの証拠)

でも外国で働けるようになってどうするの?

以下のようなメリットが挙げられると思います。

ワークライフバランスが取れた生活を送れる可能性が上がる

欧米先進国の有給消化率や労働時間の統計を見ると、そういった国々ではワークライフバランスが取れた生活を送っている人が多いように思えます。実際、私もオーストラリアで働いていた頃は有給を全部消化できました。残業はたまにしてましたが、あってもせいぜい週に1度か2度でした。

その一方、日本人の有給消化率や平均労働時間の統計を見ると、他の国々と較べてワークライフバランスが取りにくい環境だと感じずにはいれません。

日本のリスクを丸抱えしなくて済む

「日本のリスク」とは、将来年金が貰えるかどうかといったリスクや、賃金が上がる見込みが薄いのに税金が値上がりする環境で生きていくといったリスクのつもりで言いました。

が、外国の企業からビザ付きで雇ってもらえる身分になれば、そういったリスクと共に残りの人生を過す必要はありません。好きな時に日本へ帰り、出たくなった時に出るのです。

海外勤務経験を活かした求人に応募できるようになる

「日本のリスクを丸抱えしなくて済む」と言いましたが、別に海外で余生を過ごすことを勧めているというわけではありません。あなたが外国で働いたことで得た経験、具体的に言えば…

  • 外国人と一緒に働くのに必要なコミュニケーション能力
  • 外国生活を通じて身につけた新しい環境への順応能力
  • 語学力

…を評価してくれる日系企業はたくさん存在するのではないでしょうか(まぁ、これは若干個人的な希望ではありますが)。それらを活かして日本でキャリアアップを狙うのももちろんありです。あなたがそれを望むのなら。

まとめ

長期間の海外暮らしには経済的な不安がつきまとうこともありますし、新しい環境への順応にはストレスがかかることもあります。が、この英語・プログラミング・IT(あるいはそれと関連した分野)の学位の3つさえあれば海外の現地就職は難しくありません。

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