ポーランドでの生活

本当に安いの?ポーランドの物価と税金の仕組み、そして私の1か月の生活費を紹介

ポーランドのスーパーにて:果物とナッツ類

「物価が低い国に住みながら日本人のサラリーマン並みに稼げれば、楽な生活が送れるのでは?」

海外移住に興味がある方の中には、そういう(やらしい)事を考えている方は結構いるんじゃないかと思います。

が、『物価 低い 国 移住』みたいなキーワードでネットで検索してみても、ほとんどの人が話題にしているのは東南アジア諸国の話であり、それ以外の国・地域の話は比較的出てきませんでした。

で、今日は「物価が低い国に住んでみようかな」と思っている人へ、物価が低いと言われている東欧のポーランドで生活するのがどのくらいかかるかについて話そうかなと思った次第です。

ポーランドの通貨はズウォティ(zl)と呼ばれており、この記事では1zl=30円で計算しております。

生活用品

じゃあ近所のスーパーへ行って、売っている商品の値段を見てみましょうか。

まずは生活用品から。

ポーランドの物価(生活用品)

歯ブラシ(2本入り)が480円…

500mlのボディーソープが390円…

 

日本と大して変わらなくねーか?俺の地元のスーパーへ行けばもっと安くこういうの買える気がするぞ。

さて、お次は…

ポーランドの物価2

500mlのシャンプーが300円ちょい…

100mlの歯磨き粉200円ちょい…

 

うん、日本の物価と変わらないね(笑)「東欧は物価が安い」?そんな雰囲気しませんけど。書いてて悲しくなってきました。

「物価が低い国に住みながら日本人のサラリーマン並みに稼げれば、楽な生活が送れるのでは?」と考えているやらしい人間(私含む)にとってはあまり良いニュースじゃないですね…

じゃあ、食料品は?

飲み物

ポーランドの水、ビール、ジュースの値段

1.5リットルの水が1本で56円、6本で330円くらい。

ビール(500ml)は4本セットで310円ちょい。(←注目!

フルーツジュース(1リットル)が80円くらい。

 

どれも安いですね。特にビール4本で310円はちょっと衝撃的です。発泡酒より安いじゃん。私は普段は酒飲まないからあまり関係ないですけど。

 

ところで、この1.5リットルの水を6本セットで買ったら、6本を別々に買った時と比べていくら安くなるんだろう?

1.89 zl × 6 =11.34 zlだから、差額は0.32 zl(9.6円

それだけ節約する為にあんな重そうなの運ぶくらいなら、俺だったら個別で買うわ…

食材

ポーランドのスーパーにて:果物とナッツ類

ピーナッツが100グラムで45円。

青リンゴが100グラムで180円。

最近知ったのですがポーランドは食料自給率が高いらしく、自国産の果物や野菜が安く手に入ります。私もよく昼休み中にこのスーパーに来てナッツ類を買ってます。

ポーランドのパスタと鶏肉

パスタが500グラムで60円。

鶏肉が500グラムで280円。

ポーランドの牛乳と卵

卵が10個で120円。

牛乳1.5リットルが123円。

このパスタと鶏肉はすごく安いです。卵と牛乳は日本の値段よりほんのちょっと安い程度ですね。

石鹸や歯磨き粉なんかとは違って、食べ物・飲み物は安めだということがわかりました。

洋服

洋服/衣料品

洋服の値段はH&MとRESERVEDで調べてきました。

価格帯は大体…

Tシャツ1枚:1500〜3000円くらい

ズボン1枚:2100円〜4000円くらい

ハーフパンツ1枚:1500〜3000円くらい

…ってな感じでした。

私は長いこと日本で私服の買い物なんてしてないので、これらが安いのか高いのかはわかりません。

外食(カフェ+レストラン)

スタバだと…

アメリカーノ(tall)が約270円

フラットホワイトが約360円。

…あれ、これも日本と同じくらいだ。

ちなみにスタバ以外のカフェに行っても、値段はこれと同等、あるいはそれ以上でした。全体的に言って、ポーランドのカフェはあまり安くない印象です。

ザピカンカ

この美味そうなパンみたいな食べ物はザピカンカといって、ピザ上の生地にマッシュルームやチーズを載せて焼いた食べ物です。同僚曰く、ポーランド人にとってはこれはファーストフードみたいなものなのだそうです。値段は日本円で450〜480円くらい。同じファーストフードなら、吉野家の方が安い?

ピエロギ

ポーランドの中級レストランに行くと、一食あたりの費用は600〜900円の間になることが多いです。日本と同じか、それよりちょっとだけ安いくらいですね。

(ちなみにこの写真に映ってる焼き餃子に見える物体はピエロギと呼ばれる料理です。ポーランドの大衆向けのレストランに行くとこれがよく提供されています。)

外食についてまとめると、カフェは日本と同じくらい、レストランでは日本よりもほんの少し安いくらいですね。

さて、物価の話はここまでです。ここからは税金の話をしましょう。

消費税の仕組み

ジェトロのサイトによると、2019年の時点だと…

2011年1月1日から2016年12月31日までの時限立法で、標準税率は22%から23%に引き上げられた。
軽減税率も2016年12月31日まで、以前の7%、3%、0%から、それぞれ8%(食品類、薬品、子供用品など)、5%(未加工食品、本など)、0%に変更された。

…だそうなので、食品や薬品といった例外を除けば基本的には23%ということになります。

所得税の仕組み

再度、ジェトロのサイトを拝見したところ、所得税は18%と32%の累進課税制度だとのこと。

詳細はこんな感じ↓

税率は所得区分による18%、32%の累進課税。

  • 年間課税所得8万5,528ズロチ以下の場合:課税所得の18% (*)
  • 同8万5,528ズロチ超の場合:1万5,395.04ズロチ + 8万5,528ズロチを超える課税所得の32% (*)

(*)免税額とは、2018年1月1日より、年間税額を算出する際、あるいは税申告の際に以下のとおりとなる。

  1. 基礎税額が8,000ズロチを超えない場合:1,440ズロチ
  2. 基礎税額が8,000ズロチ以上1万3,000ズロチ未満の場合:
    『888.98ズロチx(基礎税額 – 8,000ズロチ)÷ 5,000ズロチ』から1,440ズロチ減額した額
  3. 基礎税額が1万3,000ズロチ以上8万5,528ズロチ未満の場合:556.02ズロチ
  4. 基礎税額が8万5,528ズロチ以上12万7,000ズロチ以下の場合:
    『556.02ズロチ x (基礎税額 – 8万5,528ズロチ)÷ 4万1,472ズロチ』から556.02ズロチ減額した額

基礎税率は年収が8万5,528zl(約256万円)を越えるかどうかで分かれるということですね。ポーランドの平均年収は150万円くらいなので、これを超えたら結構稼いでいる人達の部類に入ると言っていいでしょう。

私の先月の生活費

さて、気になる人がいるかは知りませんが、私の先月の生活費はこんな感じでした。

  • 家賃:2100zl (6万3000円)(注:水道光熱費+インターネット代含む)
  • 携帯代:30zl(900円)
  • その他:1873zl(5万6190円)

出費の合計: 3973zl(11万8290円)

 

私は基本的に食事は自炊なので食費はあまりかかっていませんが、アパートはちょっと高めな場所に住んでいます。築年数は10年未満で、街の中心地から歩いて20〜30分位の所に建っています。

街からもっと離れたところに住んでもいいなら、古すぎず、なおかつ日本円で4万5000円(光熱費+ネット代込み)くらいの物件が見つかるかもしれません。

私はオーストラリアでの約6年に及ぶシェアハウス暮らしのせいで、オウンルームでの暮らしに飢えていました。なので、現地基準からしたら若干高めですけど、ちょっと良いところに住もうかなと思った次第です。

まとめ:全体的には日本と比べると安め

こうしてみると、一部の生活用品などは日本の物価と大差ないものの、全体的には日本の物価よりで2〜4割低めといったところでしょうか。月収30万円くらいあれば、物価の差額の恩恵を享受できるかな?というのが個人的な感想です。

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