お金・投資

デビットカードが不正利用された事が渡航目前に発覚した話

ブライアン・ホーク「全く面倒臭えよ」

「そろそろ寝る時間だ」と、部屋の暖房を消してこれから床に就こうとしていたその時、携帯に入っているCitibank(私がオーストラリア時代に貯めたお金を預けている銀行)のアプリから『AU$620.09の請求がありました』との通知が。

「え?今日俺何も買ってないよな?何かの間違いだろう…」

パソコンのモニターの電源を入れて、銀行のオンライン照会を見てみると、それは何かの間違いではなく、確かに620.09豪ドル(=約5万円)が引かれていました。

出金明細にはポーランド語が

請求先は知らない名前でしたが、その名前がポーランド語であることはわかりました。請求先の名前をコピーしてネットでそのまま検索すると…どうやら請求先はポーランドにある会社らしいということだけが判明。

3週間程前、「せっかく無職になったんだから、ヨーロッパ旅行でもしようかな」などと思い、私はポーランド(とその近隣諸国)を訪れました。が、ポーランドに滞在していた時にこの請求先の名前を聞いた覚えはないし、それ以前にこの日に買い物なんてしていない。

この時点で100%確信できました。「デビットカードが不正利用された」、と。

身に覚えのない引き落としが…と銀行に問いあわせてみたら

Citibankのオンラインチャットで質問してみようかと試みるも、翌日の8時にならないと使えないとのこと。国際電話で問いあわせてみようとするも、私の家の電話の調子が悪いのかつながらず。現在、私は日本だとネットだけが使えるSIMカードを使っているので、携帯からCitiに国際電話をすることもできず。

結局、この夜は胸くそ悪い感情を抱えたまま床に就いたのでした。

次の日の朝(というか今朝)、CitibankのWebアプリのオンラインチャットでオペレーターに事情を話してみる。

「昨日、$620.09の取り引きがあったみたいなんですけど、どうやってこの取り引きがされたのかわかりません。この取り引きについてもうちょっと詳しく教えてもらえませんか?」

と、尋ねると

As further checked, the transaction from the merchant above for $626.09 is still pending. Card number was used for this transaction but we are unable yet to determine how the transaction was made as it is still pending.

「調べてみたけど、その取り引きはまだ保留中(Pending)だった。カード番号は使われたけど、請求状態が保留中であるため、どうやってこの取り引きがされたかはまだわからない」とのこと。

さらに、

  • 「その$620.09が実際に引き落されるかどうかは請求先次第だ」
  • 「請求の失効日は14日後であり、そのまま請求されなかったら$620.09はあなたの口座に戻る」

とのこと。なので、待っていれば$620.09が帰ってくる可能性がある…らしい。

そして、

Currently, we are unable to dispute the transaction question yet as it is still pending. However, since this is an unauthorised transaction, we will have to cancel your card for security purposes.

「(請求状態が)保留中なので、現在私達はその取り引きに対して異議を申し立てることができません。しかし、これは権限のない取り引きなので、安全上、あなたのカードをキャンセルしなければなりません。」

はぁ…まぁ当然だわな。

Disputing a transaction will also require the card to be canceled for any unauthorised transaction before we can proceed.

「取り引きに対して異議を申し立てるにも、カードをキャンセルしなくてはなりません。」、とのこと。

  • 犯人が俺のカード番号を使ってこれ以上買い物をすることを防ぐ
  • 取り引きに対して異議を申し立てる

これらを行うには、いずれにせよカードをキャンセルしなければならないという訳です。一応14日間待ってれば$620.09が帰って来る可能性はあるけれど、誰かが私のカード番号を使って買い物をすることができる以上、それまで落ち着いて待っていることなんてできないわけで…。

カードをキャンセルしたらしばらく全財産が引き出せない…来週からどう生活すればいいのか?

が、ここでひとつ問題が。

「今のカードをキャンセルして新しいカードを申請したら、いつぐらいに着くんですか?」と尋ねると「通常、海外への郵送には7〜10営業日かかります」とのこと。

私は7日後にポーランドへ渡航する予定なので、今すぐ新しいカードを頼んでも日本では受け取れません。新しいカードを受け取るには、まずポーランドについてからアパートを決め、それから新しいカードの発行を頼まなければならないのです。

が、困ったことに、私の全財産の90%以上がオーストラリア時代に貯めたお金であり、そしてその全てをCitibankに預けているわけです。これがなければポーランドで生活できません。

  1. ポーランドに着くのが今から7日後。
  2. 現地について3〜5日後にアパートを見つけ、契約したと仮定し、
  3. 郵送に10”営業”日、つまり約14日かかったと仮定すると…

カードをキャンセルしてから約24〜26日間、つまり4週間近くも全財産(のほとんど)に触れられないわけです。

め、めんどくせー…

そして、「不正使用された分のお金は帰ってくるのか」と尋ねると、「それが不正だとはっきりしたら帰ってくる」とのことでした。でもそれがいつになるのかはまだ不明…。(結果が出たらこの記事を更新します。気が向いたら。)

さて、全財産の大部分を預けているCitibankが使えなくなったら、私は来週からポーランドでどのように生活すればいいのでしょうか。

私が下した決断

私が下した決断がこれです。

  1. 「3ヶ月くらい生活できる分の生活費 + 万が一の為に帰国用の航空券が買える分のお金」をTransferWiseを使って日本のクレジットカードを使っている銀行に送金する
  2. 転職先から給料が振り込まれるまでは、そのクレジットカードで生活する

幸いなことにポーランドはそれほど物価が高くありなせん。なので生活費は日本やオーストラリアに住む場合と比べると低くなります。また、行きの航空券代、そして「始めの1週間のアパート代 + 保険代」はもう既に払ってあります。給料が入るまで(そしてCitibankの新しいカードがポーランドに届くまで)の間は日本のカードでやっていこう…と。

「へーじゃあ大したことないじゃん。よかったじゃん。」

と思ってらっしゃる方もいるかも知れませんが、私にとってはかなり腹の立つ出来事でした…。なぜって?豪ドルが今年に入ってから日本円と比べて安いんですよ。両替するなら円安(それか豪ドル高)の時にやっておきたかったんです。

犯人に使われた約$620と両替で生じた損失を足すと…憂鬱になるからここには書かなくていいや。

あなたが似たような状況にいたら…

あなたがまずやらなくてはいけないこと、それはあなたのカード番号を盗んだ人間にこれ以上あなたのお金を使わせないことです。早い話がさっさとそのカードを停止させることです。

私にはわかります。あなたが受けた精神的な痛みが。自分は全然悪いことしてないのにもかかわらず、お金を失い、エネルギーと時間を無駄なことに費してしまい、さぞイライラを溜め込んでいることでしょう…。

が、それよりも、どうすれば傷口をこれ以上広げずに済むかを考えましょう。そして早く日常の生活のリズムを取り戻す事を優先しましょう。

クレジットカードを1枚持っててよかった

私はたまたま日本の銀行の口座と繋がっているクレジットカードを維持していたので、オーストラリアの銀行から資金を移動することができました。でももしこれが無かったら…と想像するとゾッとします。いずれにしろどこかの銀行へ行ってデビットカードかクレジットカードが付いた口座を開設していたかと思いますが、その間オーストラリアのカードをキャンセルできなかったでしょうから。

私は過去にクレジットカードを何枚も持っている人を見ては、「あんなにカードを持つ必要ってあるのか?一枚で十分生活できるのでは?」などと考えていました。

が、今回の事件で、1つのカードが急に使えなくなった状態に備えて「デビット/クレジットカードは2枚あるべきだな」などと30を過ぎてから実感しました。

 

追記:

不正利用された分の620.09豪ドル、後日無事に帰ってきました。ありがとうCiti。カードを不正利用されたあなたの元にも、無事にお金が戻ってくる事を願います。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください