海外生活全般

海外移住したら、老後に認知症になってしまった時どうする?という質問について

先月書いたこの話に以下のようなコメントを貰いました。

老後の心配をしないためにどうしてますか?

老後、万が一病気になった時、認知症になってしまった時、移住先でどのような対策を考えていますか?

この方には「自分は認知症になったらお金を払って介護してくれる人を見つけるつもりでいる。その為に今からコツコツとインデックスに投資している」みたいな返事をしました。

が、返事をした後に思ったんですが、この話題(海外移住後に認知症になったらどうするか)は海外移住に興味がある人にとって一度は考えてみる価値のある話じゃないかという気がしました。なので今日はこの問いについてブログの記事にして改めて考えてみようと思った次第です。

福祉が充実している国へ行くという選択肢

この質問をされた方からは上記の記事のコメント欄で「老後の安心のために北欧に行くのは、間違えですか?」とも訊かれました。

多分こちらの方の言う北欧とはスウェーデンやデンマークのような「福祉大国」と呼ばれる国のことかと思います。

「間違ってるか」と尋ねられたら「別に間違いだとは思わない」が自分の答えです。目的が何にせよどこかの国に移住するのが正しいかどうかは本人が決めることですし、住んでいる国の福祉が充実していたらそれはそれで良いに越したことはないです。

が、それらの国が認知症になった外国人を死ぬまで面倒見てくれるのでしょうか?私は知らないです。でも、仮にそういった国が認知症患者を介護するサービスを提供してくれたとしても、認知症になったら外国語を話すのが難しくなりすぎて介護してくれる人と意思の疎通ができないんじゃないかという気がします。

自分の親族の中には認知症になった人がいます。その人の場合、目の前の人間が誰なのかもわからないくらい認知症が進行してしまいました。「もし自分があそこまで重度の認知症になっていたら…」と想像してみたんですが、外国語で他人と会話をすることなんてできないんじゃないかと思うんです。

北欧諸国で日本語を話せる人なんて多くないでしょうし、ああいった国々も少子高齢化が進んでいるそうなので認知症患者の世話をしてくれる人も相対的に少なくなっていくんじゃないでしょうか。もし北欧に移住した場合、たまたま日本語がわかる介護士の人がいたとしても、果たして自分のところに来てくれるんでしょうか?私にはわからないです。

(ところで、「老齢でも外国語を話せる能力を保っていられるか」について気になったんでさっきネットで調べてみたんですが、「外国語を覚えるのは何歳からでも可能だ!だからこのコースで外国語学習を始めよう」みたいなアフィリエイトブログばっかり出てくるんでわかりません。老人になっても外国語を話す能力を保てるかどうか、知っている人がいたら教えてください)

家族等の身近な人から面倒を見てもらうという選択肢

国・政府が認知症になった自分を世話してくれないなら、他人から面倒を見てもらうしかありません。子供をたくさん作って、そのうちの誰かが将来自分の世話をしてくれることを祈りましょう。が、そこまでいくともう話は海外移住とは無関係ですよね。

それに加えて、将来自分の世話をさせるのが目的で子供を作るのが果たして有効な戦略なのかどうかは疑問です。自分の親から「お前は将来私の世話をするんだぞ。お前はその為に育てられてきたんだからな。わかった?」とか言われたらどうします?中世かよ、とか思いません?

お金を払って赤の他人から面倒を見てもらうという選択肢

となると、老後はお金を払って(介護士等の)他人から面倒を見てもらう、そしてその為に今から資産を積み立てていくという戦略が一番真っ当なように思えます。

すでにこのブログで話した通り、私は老後の為にインデックスを買い続けています。働ける間に今の調子で積み立てていけば60代、70代になったら結構な額になってるはずなので、老後はそれを取り崩しつつ生きていくつもりです。

ちなみに、この話はまだブログで話さずにしておこうかと思ったんですが、「完全リモートで欧米の企業を相手にエンジニア業ができるようになったら東南アジアに住んでみようかな…」なんてことを自分はたまに考えてます。タイやインドネシアといった国々には日本語を覚えようとしている人が多いらしいので、日本語で会話できる人間に会える可能性が高いんじゃないかなと。物価もまだまだ日本よりかは低いらしいですし。人生の中のキャリアに専念したい時期(自分の場合は今がその時期です)は英語中心で生活したいのですが、もしキャリアが自分の関心ごとじゃなくなったら日本語を話せる人に囲まれていた方が楽だしプライベートも面白くなりそうな気がします。

なので、まとめると、

  • 認知症になり、他人から世話をしてもらえないと生活できなくなったら、金を払って誰かに自分の世話をしてもらう
  • その時に備えて、働いている時期は収入の増加+毎月の投資額の増加に励む

個人的にはこれが一番まともな戦略じゃないかなぁと。

おまけ

初めてこのブログに来た人の為に、自分はなぜ投資を始めたか・どうやってそれを続けてるかについて書いた記事のリンクを貼っておきます。

海外移住したいけど年金が不安ならインデックス投資を始めよう先月、インデックス投資を始めるために、人生で初めて証券口座なるものを作ってみました。目的は日本の政府からの年金に頼らずに老後に必要な財産を今から作るためです。今日はなぜインデックス投資をするのか、インデックス投資とは何か、でも投資って危なくないの?といった話を書きます。「海外移住に興味があるけど、老後の資産をどうしよう?」とお悩みの方の役に立てれば。...

以下は私が使っている証券会社・IB証券についての記事です。世界中から証券口座を開設・維持させてくれる会社なので、海外移住希望者にお勧めです。

(注:私はIB証券から広告代やアフィリエイト代といった類のものは貰っていません。このステマ野郎とか言わないでね。)

海外移住希望者にインタラクティブ・ブローカーズ(IB証券)をおすすめしたい「海外移住したいなら老後の資産は自力でどうにかするしかない。でもどうやって資産を積み立てていけばわからない人にはインデックス投資がおすすめですよ」 みたいな感じの話を、私は先月このブログで書きました。 この時に書いた記事では 海外移住者の視点でインデックス投資をする理由 インデックス投資とは何か インデックス投資って危なくないのか について書いたんですが、日本以外の国に住みながらどこからインデックスを買えばいいかまでは話しませんでした。そこで今日は世界中から証券口座を開設・維持できる、インタラクティブ・ブローカーズという超スゴい証券会社についてお話しします。...

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