海外で働きたい理由

海外で働けるようになりたいと思った理由

2009年の3月、大学を卒業した私は不動産関係の会社に入社しました。

当時の私にとって最大の関心は世界中を旅することであり、私は頭の中でこんな計画を立てていました。

  1. これから働く会社(不動産関係の会社でした)でとりあえず3〜4年位働こう
  2. その間、たくさん貯金し、食っていけそうな資格を取ろう
  3. 退職して2年位かけて行きたい国を全部訪れよう
  4. 帰国したら、それまでに得た知識と職歴を使って また似たような仕事をしよう

しかし、社会人2年目になり、私は自分が進んでいる方向ついて疑問を持つようになりました。

「旅行から帰ってきたら、また似たような所で似たような仕事がしたいか?」

「ただ旅行してくるだけじゃなくて、何かキャリアに関係したことができないか?」と。

私は技術職にあこがれていました。大学生の頃、HTMLとPHPで簡単なウェブサイトを作った時、法律(当時の私の専攻)を勉強するよりもウェブサイトを作る方が楽しかったのです。会社員になった後にその事を思い出しては、自分にこんな事を尋ねました。

「今から独学でプログラミングを覚えるか、あるいは学校へ通い直せば、キャリアを変えれるだろうか?」

ちょうどその頃、オーストラリアへ移住した日本人である杉本良夫さんという方の本をたまたまAmazonでみつけ、それを読んだことがきっかけでオーストラリアで生活する事に興味を持ちました。

その本は日本とオーストラリアの文化比較論のようなものでした。私が外国へ行くのが好きな理由はカルチャーショックに直面する瞬間が好きだからであり、移民が多くて外国人がたくさん住んでいるオーストラリアは私のような人間に合っているように思えたのです。

また、その本には「オーストラリアはワークライフバランスの良い国だ」という話もあり、私はオーストラリアに住んでいる人が羨ましく思えました。当時私が働いていた会社はブラック企業と呼べるほど苛酷な環境ではなかったのですが、サービス残業は常態化していましたし、誰かにそれを相談しても相手にはされませんでした。「俺がお前の年の頃は、お前よりも意地悪な人間に囲まれ、お前よりも残業していたんだ」、あるいは「サービス残業はどこの会社にも存在する」といった具合に。

そして何より、その本は外国に住むことは全然特別なことではないということを教えてくれました。それまでの私は「外国(とりわけ西側先進国)で働くということ=一部のエリートの特権」だと思いこんでいましたから。

それ以降、「俺も外国で働けないかな」と日頃から考えるようになり、

  • 海外で働く方法
  • 自力で就労ビザを取れる国
  • 海外で働くために狙いめな職種

などを調べ、海外移住者の本やブログを読み漁った結果、オーストラリアでITの勉強をしてIT技術者になることを決心したのです。なぜオーストラリアでITなのかって?それは次回の記事でお話しします。

POSTED COMMENT

  1. こーみ より:

    私もなにからなにまでまったく同じことを考えていました。
    私の場合は、とにかく海外で働きたかったことから、いろいろと職業を考えて、歯科技工士?なんかどうかなんて当時思ってました。ひょんなことから、現地就職し、苦しみ苦しみやっとの思いで永住権にたどり着きました。。。が、転職するにも手に職がなく本当に困っています。そこで、すでにIT業界にいることから
    プログラマーなんてどうだろうと思い、一度大学院に通いましたがあまりのインド人の多さに愕然とし、Drop outし、専門学校に今年から通い始めます。
    永住権と手に職にかなり翻弄された数年でした。。いまは手に職がないので、専門学校を卒業し、少し経験を積んだら、ヨーロッパに行きたいと考えてます。ブログを読みながら、本当うんうんわかるわかると思い切り頷いていました。ヨーロッパ楽しみですね。羨ましいです。。

    • 高橋 より:

      こーみさん

      コメント、ありがとうございます!

      ”永住権と手に職にかなり翻弄された”
      わかります。私は翻弄されている最中にオーストラリアを去ってしまいましたが…。

      インド人が多いのはITの宿命ですね。(そして中国人も多いです。)
      専門学校に行けばローカルに囲まれそうでいいなぁ、なんて思います。
      私もビザの条件がよければ多分専門学校を選んでました。

  2. こーみ より:

    ご返信ありがとうございます。
    何点か質問させてください。
    専門学校に行く為、取得するのは
    Diploma of Information Technology ですが、
    高橋さんが就活されていた中で、bachelor や master の必要性はいかがでしたか?diploma のため専門学校の卒業後、永住権を持っていても就職できるか心配しています…

    あと、私もweb developer を目指すための
    専門学校に通うのですが、高橋さんが学校の授業や個人でで勉強されて役に立った勉強や言語などオススメがあれば教えていただけると助かります。

    プログ内で、高橋さんがどんな言語勉強されたか、または今もされているかなどふれていただけると参考になります!

    • 高橋 より:

      ”高橋さんが就活されていた中で、bachelor や master の必要性はいかがでしたか?diploma のため専門学校の卒業後、永住権を持っていても就職できるか心配しています…”

      こーみさんは永住権を持っていらっしゃるので、就職にBachelorが絶対に必要かといえば、別にそんなことは無いと思います。
      (注:あくまで印象論です)
      でも、Bachelorがあると有利なのは間違いないですし、将来もっと条件がいいところに転職したくなった時に絶対役に立ちます。
      私がこーみさんの立場にいたら、多分diplomaで得た単位をbachelorに移行できるような学校/課程を探します。
      そうすれば、diplomaを取った後にbachelorを取得したくなっても、diplomaの単位を移行して早めにbachelorを取りにいくことができますから。

      (QLDですと、TAFE QLD(https://tafeqld.edu.au/)がそんなスキームを設けていました。今はどうなっているか知りませんが…)

      ”高橋さんが学校の授業や個人でで勉強されて役に立った勉強や言語などオススメがあれば教えていただけると助かります。”
      Data structure and algorithmsですね。これを理解してないと物凄く効率の悪いコードを書いてしまうプログラマーになってしまう可能性があるので。
      多分どこの学校でも(ソフトウェア/ウェブ開発を取り扱っているコースなら)Data structure and algorithmsの講義を行っているはずです。
      オススメの言語ですが、大抵の学校でしたらメジャーな言語に3つか4つは触れる機会があるでしょうから、その中で気に入ったものを見つけることをお勧めします。
      (私はC#, Java, C++, PHP,そしてほんのすこしだけJavascriptに触れる機会がありました。)

  3. こーみ より:

    丁寧にご回答いただきありがとうございます。
    参考になります。
    なるほど。やはり、将来的には持っていた方が良いですね。専門学校卒業後、就活の様子をみて検討します。

    言語のこと、勉強のこと、参考になりました。ありがとうございます。ちなみに専門学校で永住権持っていても学費が年間19,900かかります。。高いですよね。本当にオーストラリアは。

    ヨーロッパに行かれた後のブログ更新も楽しみにしてます。

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